「話がそれる」は英語で何という?

Sam
近所にお洒落なカフェができたんだって。今度一緒に行こうよ!

Jess
お洒落といえば… この前サラに会ってね、すごくお洒落になってたんだよ

Sam
へ〜!サラっていつも体操着で学校に来てた子だよね。久しぶりに会いたいな!

Jess
あれ…。 そんなことより話がそれちゃった気がするね。

Sam
なんの話だったっけ?

話が盛り上がるとこんな感じで話題が脱線することも多いですよね。今日は英語で「話がそれちゃったね。」「なんの話だったっけ?」と言う時に使える英語表現を紹介します。

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話がそれる

get off topic

get off で「外れる」の意味。
話題(topic)を線路(track)と捉えて get off track と言うこともあります。また get の代わりに go を使って go off topic と言っても同じ意味です。

It seems we got off topic.
なんか話題がそれちゃったみたいだね。

off の反対は on ですね。そのため get back on topic とすると「話題に戻る」です。

Let’s get back on topic.
元の話題に戻ろう

get sidetracked

trackは線路のこと。sidetrackはサイドの線路、つまり分岐用の線路ですね。これが比喩的な意味合いで「話がそれる」の意味で使われます。
sidetrack 自体は「話をそらさせる」の意味なので、「話がそれる」の意味にするには get sidetracked や be sidetracked と受け身で表現されるので覚えておくと便利です。

I think we got sidetracked.
たぶん私たち話がそれたよね。

digress

「メインの話題から離れる」の意味。会話や作文のなかで話が逸れるという時によく使われます。
「〜から離れる」と言う時は、うしろに前置詞 from が必要です。

Sorry I digress. Do you know the new cafe near the station?
ごめんなさい。話がそれるけど、駅近くの新しいカフェ知ってる?

deviate

「本来のルート、基準から外れる」の意味で、話が逸れるの文脈でもよく使われます。digress と同じく前置詞の from がうしろに必要です。

Oh no… my teacher has deviated from the main topic again.
あらら… 先生ったらまた話がそれちゃったよ。

go off on(at) a tangent

直訳すると「タンジェントから外れる」と言うことです。タンジェント線って中学か高校の数学で習ったはずなのですが、グラフ上でグネグネした線に接する直線のことです。(僕は数学が苦手なので、説明が曖昧でゴメンナサイ笑)このことから、直線からグネグネした線の方へ外れていくニュアンスなのですね。

Tom tends to go off on a tangent when I try to have a serious conversation with him.
真剣な話をしようとすると、トムはいつも別の話を始めてしまいます。

なんの話だっけ?

Where were we?

直訳だと「私はどこだった?」ですが、話している途中で脱線した後に「なんの話してたっけ?」「どこまで話してたっけ?」と言う時の決まりフレーズです。
グループで話をしている時にはWhere were we? ですが、学校の授業などで先生が一方的に話している時に一人で脱線した場合は Where was I?と言うこともあります。

lose my train of thought.

直訳だと「考えの電車を失う」ですが、思考回路がぐちゃぐちゃになって「どうしてこの話をしてるんだっけ?」と言う時に使えます。

Why are we talking about Sarah now? I completely lost my train of thought.
なんで私たち今サラの話してるんだっけ?なんでこんな話してるのかサッパリわからなくなっちゃった。

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まとめ

今回は話している最中に直前の会話の内容を忘れてしまった状況で「話がそれちゃったね」「なんの話だっけ?」と言う時に便利なフレーズを紹介しました。

  • get off topic
  • get sidetracked
  • digress
  • deviate
  • go off on(at) a tangent
  • Where were we?
  • lose my train of thought.

どれも便利な表現なので、ぜひ全部マスターしてくださいね。
日本語の「ど忘れ」に近いニュアンスもあるのですが「ど忘れ」は単に思い出せないという点で、今回紹介した話の脱線の表現とは少しニュアンスが違いますよね。
ちなみに「ど忘れ」は別記事で解説していますので気になる方は是非そちらもチェックしてみてください。

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