「おごるよ」は英語で何という?

レストランやバーなどで会計の際に耳にするフレーズ「今日は私がおごるよ」。英語ではどう言えばいいかわかりますか?お金が絡んでいる場面のため、おごる側もおごられる側もスマートに対応したいですよね。今回の記事では「おごるよ」の頻出表現を解説します。

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伝票は bill ? check?

「伝票」を意味する単語には bill と check の2つが存在します。イギリス英語では bill と呼ばれるのに対して、アメリカ英語では check と呼ばれ、僕が住んでいるオーストラリアでは bill が使われることが圧倒的に多いです。
食事が済んだら、まずはウェイターさんに伝票を持ってきてもらいましょう。

Could I get the bill*, please?
伝票をもらえますか?
(*アメリカでは the check)

支払い方法は店によって異なり、テーブルにお金またはカードを置きウェイターさんが持って行くのを待つ店や、自分でレジまで行って支払う店があります。

『私がおごるよ』の表現6つ

I’ll pay for it.

文字通り「私が払うよ」の意味。ここでの it は bill / check のことですね。基礎英語を使ってシンプルに組み立てられたこの表現ですが「おごるよ」のフレーズとしてとてもよく使われます。

I’ll take care of it.

pay for 〜 の代わりに take care of 〜 が使われることもあります。
take care of 〜 は「〜を処理する」の意味なので「ここの処理は私に任せてよ」といったニュアンスのフレーズですね。

I got it.

getは通常 「手に入れる」という意味で使われることが多いですが、ここでは「おごる」の意味で使われています。カジュアルな響きがあり、友達におごるようなシーンで非常によく使われる表現のひとつです。
got と過去形で言うか、または未来形で言うのでも正解です。

I’ll get it.
ここは私が払うよ

It’s on me.

ここでの前置詞 on は「〜の負担で」を意味し、「私の負担だよ」というニュアンスです。

on は誰かが費用を負担するシーンで非常に便利な前置詞です。
例えば、レストランでお店側に何かミスがあってお店側から無料サービスを受けるような場合に on the house という表現が使われることがあります。the house はお店の意味で、on the houseで「お店の負担で」の意味になります。

This wine is on the house.
このワインはレストランからの無料サービスです

また、英語圏で複数メンバーでバーに行くと、1杯目は全員分をトムが払い2杯目は全員分をサラが払う、のように交代でおごり合うことがよくあります。この1杯目、2杯目 … のことを round (ラウンド)と呼び、This round is on Tom. (このラウンドはトムのおごり) のような表現がよくされます。

I got the last round, so the next round is on you.
前のラウンドは僕のおごりだったから、次のラウンドは君のおごりね

It’s my treat.

treatは「おごり」の意味の名詞です。丁寧な印象があるため仕事関連のお客さんにご馳走するときでも使える表現です。
また、名詞だけでなく次のように動詞として「〜におごる」の意味で使うことも可能です。

I’ll treat you tonight.
今晩は私がご馳走しますよ。

番外編:It’s my shout.(オーストラリア、ニュージーランドのみ)

shout はオーストラリアやニュージーランドのみで通じる「おごり」の意味のスラング方言です。他の英語圏では通じないので番外編ですが、ワーホリや留学などでこちらに来る方は絶対に覚えていただきたい表現です。It’s my shout のように名詞で使うか、または動詞でも使えます。

I’ll shout you the next round.
次のラウンドおごるよ。

僕は普段オーストラリアで生活していますが、地域柄 shout を聞くことが一番多いです。

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まとめ

今回の記事では「おごるよ」の頻出表現5つ+番外編1つを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。

  1. I’ll pay for it.
  2. l’ll take care of it.
  3. I got it. / I’ll get it.
  4. It’s on me.
  5. It’s my treat / I’ll treat you.
  6. It’s my shout. / I’ll shout you.

どれも非常によく使われる表現です。チャンスがあったらぜひ自分でも使ってみてくださいね。

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