Contents
日本人の多くはレストランやカフェに勤務
ワーホリや留学などでオーストラリアにくる日本人が現地で仕事を探す場合、最初はレストランやカフェなどhospitalityの仕事につくパターンが多いです。わたし自身、オーストラリアで初めてゲットした仕事は現地企業が経営するfunction centre(イベントスペース)でのウェイターでした。
この点、日本人はどうしても日本人経営の店で働くことになるケースが多いのですが、せっかくオーストラリアに来たのならやっぱりローカルジョブをゲットして欲しいと思います。日本人経営だとまわりに日本人が多くなり、どうしても英語の上達が遅れます。競争は激しいですが、是非チャレンジしましょう。
オーストラリアではブドウの品種でワイン注文を受ける
ローカル店で仕事を探すとなると、最低限のワインの知識はあったほうがベターです。なぜならオーストラリアの飲食店にはワインが置かれていることが非常に多く、またお客さんからの注文はブドウの品種名でされることが多いからです。英語名を知らない場合「他のワインのわかるウェイターに代わってちょうだい」なんて意地悪を言うお客さんも時々います。私が採用面接を受けた時は、オーナーからその場でテストをされました。それぐらい重要なんです。以下、その時テストで聞かれた内容をまとめましたので、ぜひ目を通してみてください。
白ワインの種類
まず前提知識として、赤ワインは常温、白ワインは冷やされて飲まれます。「そんなの常識だろ!」と一部の方に怒られそうですが、ワインを飲まない方もいるはずなので。ちなみに白ワインを注文したお客さんの中にはグラスに氷を入れてと頼まれることも稀にあります。
オーストラリアの飲食店でよく見かけるワインの種類は以下の通りです。自分で飲まない場合でも、品種名と簡単な特徴だけはきちんと把握しておくようにしてください。
- Sauvinon Blanc(ソビニョン・ブラン)
辛口ワインの代表格。程よい酸味とフルーティさが特徴。 - Riesling(リーズリング)
本来は辛口から甘口まであるが、オーストラリアでは甘口のものが多く出回っている。爽やかな味わい。 - Chardnay(シャルドネ)
酸味と香りがバランス良く、辛口でキリリとした味わいが特徴。 - Pino Gris(ピニョグリ)
シャルドネと同じく、酸味と香りのバランスが良く、白ワインなのに赤ワインのようなしっかりとした味わいがある。
赤ワインの種類
以下の3つは目にすることが多い印象です。
- Shiraz(シラーズ)
とても重厚な味わい。お酒が苦手だと飲みにくい。 - Merlo(メルロー)
まろやかで優しい口当たり。酸味もあまりない - Pino Noir(ピニョ・ノワール)
原産地によって違うが、酸味が高いものが多い。ベリー系の香りがする。
その他のワインの種類
- Rose(ロゼ)
甘口のものは冷やして、辛口のものは常温で飲むのがお勧め。赤と白のいいところどりのようなワインで肉料理にも魚料理にもマッチする。 - Sparkling wine(スパークリングワイン)
発泡性の白ワイン。ちなみに有名なchampagne(シャンパン)はスパークリングワインの一種で、シャンパーニュ地方で作られ、さらに一定の条件をクリアしたものだけを指します。
まとめ
この記事では、オーストラリアでよく出回っているワインの品種と特徴をシンプルにまとめてみました。このぐらいの知識があればローカル店での採用も射程圏内になるはず。少なくとも、私もワインには詳しくないのですが採用に至りましたので。もしお店から面接の連絡があったら、ぜひ予習して面接に臨むことをお勧めします。薄っぺらい知識でも大丈夫。あとは度胸でなんとかなります。グッドラック!
コメントを残す