Sprite(スプライト)は英語でlemonade(レモネード)と呼ばれる?

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オーストラリア人に Can I get a lemonade? と言われたら

ワーキングホリデーでオーストラリアを訪れた日本人の中には、飲食店のバイトで生活費を稼いでいるという方も少なくないと思います。そんな私もワーホリ時代は飲食店でウェイターをしていました。ある日、注文をとっているとお客さんに不思議なことを言われます。Can I get a lemonade? (レモネードください) メニューを確認してもレモネードのような文字は見当たらなかったため、そこで私は Sorry, we don’t have a lemonade.(すみません。レモネードないんですけど。)と返答。すると、お客さんが怪訝そうに Yes, you do. Here!(あるじゃない。ホラ!)とメニューを指差します。指の先には”Spirte”の文字。
そうなんです。意外かもしれませんが、オーストラリアではスプライトのことをレモネードと呼ぶ習慣があるんです。もちろん、商標名でそのまま “Sprite” と呼ぶ人もいますが “lemonade” と呼ぶ人の方が圧倒的多数派。そして、実はこの習慣はイギリスでも同じです。

イギリス、オーストラリアのレモネードは炭酸飲料

“lemonade” というのは “Sprite” だけを指す言葉ではなく、例えば日本で人気のある「セブンアップ」も “lemonade” のカテゴリーに属します(セブンアップはオーストラリアでは殆ど見かけませんが…)。また、和食店などで日本の “Ramune” (ラムネ)を見かけることがありますが、これは “Japanese lemonade” と表記されていることもあります。そもそもレモン果汁が入っているか疑問になるくらい人工的な味のものばかりなので違和感は否めませんが、こういう “Fizzy drink”(炭酸飲料)が現地の方が呼ぶ “lemonade” なのです。

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日本人の知っているレモネードはアメリカ由来

レモネードと聞くと、日本人が真っ先に思いつくのはレモン果汁とシロップを水で割った飲み物。これは実はアメリカ英語から来ており、米国ではレモネードは “lemonade” 、 スプライトは “Sprite” と呼ばれます。
では、この米国版レモネードがオーストラリアやイギリスでは何と呼ばれるかというと、”lemon squash”(レモン スクウォッシュ)や”lemon cordial”(レモン コーディアル)です。

まとめ

  • イギリスやオーストラリアでは、スプライトやセブンアップのようなレモン系炭酸飲料は”lemonade”と呼ばれる。
  • 無炭酸のレモン飲料は”lemon squash”もしくは”lemon cordial”と呼ばれる。
  • アメリカは日本と同じく、スプライトは”Sprite”、レモネードは”lemonade”と呼ばれる。

アメリカ英語により馴染みのある日本人は間違えやすいので注意。もし、イギリスやオーストラリアに旅行に行った際には、ぜひ”lemonade”で注文してみてくださいね。

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