【イギリス/オーストラリア英語】first floorは1階ではない?

Contents

スポンサードリンク

ランチの待ち合わせは”first floor”

私はタイトルの誤解が原因で以前オーストラリア人にひどく迷惑をかけたことがあります。私がオーストラリアに到着してまだ間もなかった頃、当時ハウスメイトだったオーストラリア人と街でランチをすることに。その日彼は仕事があったため彼の職場のビルの “first floor” で合流する予定だったのですが、約束の時間を30分過ぎても待ち合わせ場所に現れません。当時の私はまだ現地の携帯を持っていなかったため結局諦めて帰ったのですが、その夜、帰宅した彼は “Why you didn’t come!?”(なんで来なかったんだ!?)と大激怒。話を聞くと、どうやら彼は時間通りに “first floor” にいたとのこと。

英・オーストラリアの”First floor”

日本ではあまり知られていないですが、イギリスやオーストラリアでは first floor というと実は2階のことを意味します。つまり、彼は時間通りにビルの2階に来ており、first floorを勘違いした私はひとつ下のフロアで待っていたとわけです。今となっては笑い話ですが、彼には申し訳ないことをしました。
では、日本で言う1階は何と呼ばれるかというと ground floor。日本語で言うところの「地上階」です。イギリスやオーストラリアのエレベーターは地上階は必ず “G” もしくは “0”(zero) と表記され、そのあとに”1 2 3…” 続きます。
ちなみに、アメリカでは1階のことを first floor と言い、2階を second floor と言うため日本と同じになります。混乱しやすいので、どっちかに統一して欲しいですよね(笑)

スポンサードリンク

その他のエレベーター表記

補足ですが、オーストラリアでエレベーターに乗っていると、”G”の他にも、”B”や”M”といった表記を見かけることがあります。”B”は”Basement”の頭文字で、地下を表し”Basement floor 1″, “Basement floor 2″といった具合で数えます。”M”は “Mezzanine floor”の頭文字で、いわゆる「中二階」です。頻出単語というほどでもないけれど、覚えておいて損はないでしょう。

まとめ

  • イギリス、オーストラリアでは、”first floor”は日本で言うところの2階を意味し、1階は”ground floor”。
  • アメリカは日本と同じく、1階は”first floor”、2階は”second floor”。

オーストラリアやイギリスは日本と感覚が異なるので、もし旅行に行った際には注意してくださいね。

スポンサードリンク