I worry aboutとI’m worried aboutの違い

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worry aboutとam worried aboutの違い

何かについて心配していると言いたいとき、I worry about 〇〇 もしくは I am worried about 〇〇と異なる言い方がありますが、この2つをきちんと使い分けできている日本人は少ないのではないでしょうか。ネイティブの感覚からすると実はこれらは少しニュアンスが違います。
先に結論を言ってしまうと、I worry about 〇〇 は「いつも〇〇を心配している」という意味合いになるのに対して、I am worried about 〇〇 は「今時点で〇〇を心配している」という意味合いになります。

I worry about 〇〇

I worry about 〇〇 と能動態で使われるときのworryは自動詞で「心配する」の意味。
常日頃から心配していることを表すのに使われるので、例えば何でも心配するような心配性の友達のことを表したり、娘のことを心配する親の気持ちを表したりする時に使われます。

Kathy worries about everything all the time.
(キャシーっていつもなんでも心配してるよね)

I worry about my daughter.
(私はいつも娘のことを心配しています)

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I’m worried about 〇〇

I’m worried about 〇〇 のworriedは「心配している」という形容詞。もしくは「心配させる」という他動詞の受動態と捉えることも可能でしょう。
この場合はその時に心配していることを表すので、例えば病気になった友達のことを心配したり、または明日受けるテストを心配したりと言う文章に使えます。

I’m worried about Kathy. She sounded really sick on the phone.
(キャシー心配だね。電話ですごい体調悪そうだったよ。)

I have a test tomorrow, and I am very worried.
(明日のテストなんだけど、めっちゃ心配だよー!)

〇〇 worries me

先ほどworryには他動詞として「心配させる」の意味もあることに少し触れましたが、〇〇 worries meのような文の形にして 「〇〇が私を心配させる」→「私は〇〇が心配です」 と言った使い方もあります。〇〇は人/物/事なんでもOKです。
この用法で使う場合、心配しているのは〇〇自体の性質である点について注意する必要があります。例えば、病気のキャシーを気遣って彼女が心配だと言う時にShe worries meと言うと彼女の性質を心配しているわけではないので違和感があります。これに対して、キャシーがすぐ仮病を使うクセがあって彼女の欠勤グセについて心配しているときは、彼女自体の性質の話になるのでShe worries meが使えます。

まとめ

  • I worry about 〇〇:〇〇がいつも心配
  • I am worried about 〇〇:〇〇が現時点で心配
  • 〇〇 worries me:〇〇の性質が心配

うまく使いこなしてネイティブの感覚に近づきましょう。参考になったら幸いです。

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