左利きの人って珍しいので、見かけると「あれ?あなたって左利き?」って言いたくなりますよね。この文章、英語だとどう表現するか知ってますか?
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利き手
「利き手」は dominant hand と言います。dominantというのは「優位の」や「支配的な」を意味する 形容詞なので「優位の手」ということで「利き手」の意味になります。
Which hand is your dominant one?
利き手はどっちの手ですか?
左利き、右利き
形容詞で「左利きの」は left-handed、「右利きの」は right-handed と表します。
I am right-handed.
私は右利きです。
また、「左利きの人」は left-hander、「右利きの人」は right-hander です。どちらも人を表す名詞です。
Left-handers are much rarer.
左利きの人の方がずっと珍しい。
また口語では lefty「左利きの人」 や righty 「右利きの人」という表現も使われます。
Are you a lefty?
あなたって左利きなの?
ただし、政治的に「左翼の人」の意味になることもあるので文脈で判断する必要があります。
両利き
全人口の1%くらいしかいないらしいですが「両利き」の人ってますよね。
left-handed、right-handed の流れから both-handed と言いそうな気がするのですが、オーストラリア人の友人に確認したところ「幼い子が使う言葉みたい」と言われてしまいました(※辞書には一応載っているけど、一般的ではない)。
「両利きの」で一般的に使われる言葉は ambidextrous という単語です。ambi- は「両側の」を意味する接頭辞、dextrous は「器用な」を意味する単語です。
My son is ambidextrous.
私の息子は両利きなんです。
ちなみに、字を書くときは右手だけどボールを投げるときは左手だったりする人っていますよね。こういう人は科学的には真の ambidextrous とは呼ばず、正確には mixed-handed とか cross-dominant 等の言葉が別途あるようです。僕の周りのオーストラリア人にこれらの単語について普段使うかについて質問してみたところ、結論、誰も知りませんでした。あくまでも科学的な言葉で一般的に使われる単語とはいえないようです。
以上、今回は言えそうで言えない「利き手」に関する表現を解説しました。日常会話の参考になったら幸いです。
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