in time / on time のどちらも頻出フレーズなのですが、きちんと使えていますか?
今回の記事ではこれらフレーズの使い方と違いについて解説します。
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in time
in time は「予定時間より前に」の意味です。
例えば、2時30分に待ち合わせる予定の場合で、2時20分頃に到着できそうなときは次のように言うことができます。
I think I’ll be there in time.
予定時間までには到着できると思うよ。
ニュートラルに「予定時刻より前に」と言う場合の他、焦り気味のトーンで言うと「ギリギリ予定時刻に間に合う」と言うニュアンスになることもあります。特に just in time と言うと「ギリギリ間に合う」の意味です。予定時刻までほんの少しだというニュアンスになります。
You are just in time. We need to hurry though. The movie is about to start soon.
本当にギリギリだよ。急がないと。すぐ映画が始まっちゃう。
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2020/03/time-01-1024x536.jpg)
on time
on time は「予定時間どおりに」の意味です。
2時30分が約束の待ち合わせ時間だった場合に、2時30分に相手が来た場合は次のように言います
You are on time!
時間どおりだね!
on は「上に乗っている」イメージのため、約束の時間の真上に乗っているとイメージするとわかりやすいかもしれません。
強調する時は You are right on time. で「予定時刻どおり」の意味になります。just on time が絶対に間違っているというわけではないのですが right on time の方がよく使われる自然な表現です。
I got to the meeting right on time.
ちょうど時刻通りにミーティングに到着した。
in も on も両方使える場合の違い
勘の良い人は「両方使える場合もあるんじゃないの?」と思うかもしれません。実はその通り。例えば2時30分に待ち合わせで2時30分についた場合は次のようにどちらを使っても正解になります。
Tom got to the station just in time.
予定時間にギリギリ間に合って駅についた。
Tom got to the station right on time.
ピッタリ予定時間通りに駅についた。
ただし、日本語でも「予定時間にギリギリ間に合って」と言う時と「ピッタリ予定時間通りに」と言う時は少しニュアンスが違いますよね。同じ2時30分に到着しても、in time を使うと「もう少し早く着くつもりだったのに遅れて焦って到着した印象」になり、 on time を使うと「予定通りに到着した印象」になります。
いかがでしたか。時間に関する表現は頻出なので必ずマスターしておきたいところですよね。この記事が参考になりましたら幸いです。なお、時刻の言い方に関する記事は次の記事が人気です。
Tom is always on time.
トムはいつも時間どおりです。
Tom is never on time.
トムはいつも時間を守りません。