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be willing to 〜は「喜んで〜する」ではない

留学を開始したばかりの頃、クラスメイトが僕を誕生日パーティーに誘ってくれました。Are you coming to my birthday party?(私の誕生日パーティーくる?)という質問に対し、私は次のように答えました。

I’m willing to come.

僕としては「喜んでいくよ!」の意味のつもりだったのですが、クラスメイトは少し微妙な顔をしていました。これ、なぜだかわかりますか?今回は日本人が意外と誤解している be willing to の正しい使い方について解説します。

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be willing to は「喜んで〜する」ではない

be willing to 〜 は、日本の義務教育では「喜んで〜する」「進んで〜する」というようなポジティブな意味で教えられますよね。僕も中学で習った時にそのように教えられた記憶があります。でもネイティブの使い方を聞いてると実は少しニュアンスが違うんです。

Cambridge Dictionary には次のように説明されています。

to be happy to do something if it is needed 

Cambridge Dictionary

注目すべきは ”if it is needed”(必要があるなら) の部分。つまり「必要なら」という条件があるんですね。「必要なら喜んでやる」… これはつまり必要がないならやらないというわけですよね。

冒頭のパーティーの例に当てはめて考えてみると、僕が「必要ないなら行かないけど、必要あるなら喜んでいくよ」という返事をしたことになります。これだと、僕がパーティーを楽しみにしている印象はまったく伝わらないですよね。

be willing to を使う場面

be willing to が使われる場面の具体例をみてみましょう。

何かお願いごとをされた場合の返事で使う場合は be willing to が自然です。
例えば、同僚にバイトのシフトを代わって欲しいとお願いされたような状況。

サラ:Would you mind covering for me today? I want to see a doctor.
私の今日のシフトをカバーしてくれない?医者に行きたいの。

トム:Sure. I’m willing to do that.
いいよ。僕は構わないよ。

この場合、トムはサラにお願いされた立場なので「100%やりたいというわけではないけれど、君が必要なら僕は構わないよ」という意味合いで be willing to を使っているわけですね。

また、「もし必要な状況になったらやってもらえますか?」というような仮定の質問でもよく使われます。例えば、会社の採用面接中の次のような質問文も自然です。

Are you willing to work overseas?
海外勤務する気はありますか?

海外勤務の可能性があるポストの採用面接で「会社が必要なとき、あなたは進んで海外勤務してくれますか?」の意味ですね。Do you want to work overseas ?「海外で働きたいですか?」とは違って「会社が必要なとき」というニュアンスが出るところが be willing to の特徴です。

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まとめ

be willing to 〜 は僕自身が誤解していた表現でもありますが、僕だけでなく多くの日本人が誤解しているポイントではないかなと思います。この原因は「喜んで〜する」と本来の意味の一部だけを日本の義務教育で教えられていることが原因です。

英語学習では、馴染みのある単語やフレーズであっても、よくよく調べてみるとニュアンスがちょっと違っていることはよくあります。そんな時に役に立つのは英英辞典。英和辞典だけではカバーしきれない微妙なニュアンスをより深く理解することができます。すでに知っている単語だと高を括らずに、一手間かけて英英辞典で調べてみると新しい発見があることもあるのでオススメですよ。

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