「あー疲れた!」って英語でどう表現しますか?すぐ思いつく単語は 中学の時に習ったI’m tiredですよね。日本語でも「ぐったりした」とか「くたびれた」とか色んな表現がありますが、実は英語でもtired以外にたくさんの単語があります。一気に全部覚えるのは大変かもしれませんが、それぞれの単語の別の使い方や語源などを知ると知識として定着しやすくなります。今回は、よく使われる色々な「疲れた!」の英語表現をニュアンスもわかりやすく紹介していきます。
Contents
I’m exhausted
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/exhaust-01-1-1024x538.jpg)
疲れ度マックスの「疲れ果てた」の意味です。exhaustedは中学でも習う単語なので知っている人も多いと思います。実はexhaustは動詞として「使い果たす」の意味で次のように使われます。
He exhausted a fortune in the stock market.
(彼は大金を株式市場で使い果たした)
このようにexhaustが「使い果たす」の意味で使われることを理解すると、I’m exhaustedがパワーが残っておらずひどく疲れている状態なのがイメージとして鮮明になりますよね。
I’m drained
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/pool-01-1-1024x538.jpg)
drainは動詞として「水を抜く」「液体を抜く」の意味でよく使われます。
He drains the pool every winter.
彼は毎冬プールの水を抜く。
このことからも、先ほどのexhaustedによく似ていることがわかるはず。I’m drainedと言うと、水がなくなったようにパワーが残っていない様子がイメージできますね。
I’m pooped
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/ship-01-1024x538.jpg)
知っている人は知ってると思いますが実は poop にはウンチの意味もあります。このため、このフレーズを使うのに躊躇してしまう日本人も多いのですが、この表現、ネイティブスピーカーは違和感なく使います。
実はネイティブもあまり知らない雑学的な話ですが、この疲れたの意味のpoopedの由来はウンチとは関係なく、船が大波に揺られて転覆するような状況で使われる Pooping the ship という言い回しにあります。したがって、大波で転覆した船のようにボロボロに疲れているイメージで覚えるのが正解ですね。
I’m worn out
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/worn-out-01-1-1024x538.jpg)
worn outは洋服などを長い期間使用して傷んでしまった様子にもよく使われます。例えば、次の例文
These shoes are worn out.
この靴はもうクタクタだね
「古くなって、すり減っていたり傷んだりしている靴などのイメージ」これがworn outです。I’m worn outというフレーズを聞いたら使い古された衣服と同じくらいクタクタな様子をイメージするといいですね。
I’m burned out
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/burnt-01-1024x538.jpg)
burnは「燃える」ですよね。burned outだと「燃え尽きた」ことを意味します。
The car was burned out.
その車は燃え尽きた
真っ黒焦げに燃え尽きた車みたいにボロボロな様子をイメージすれば、I’m burned outが疲労度マックスであるイメージがわかりますよね。
I’m wrecked
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/house-01-1024x538.jpg)
wreckは「破壊する」の意味です。
The building was wrecked by the storm.
嵐でその建物は破壊された
したがってI’m wreckedというと壊れてしまった建物のように、何もできないくらいボロボロのイメージですね。
I’m beat(アメリカ的)
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/beat-01-1024x538.jpg)
アメリカ的なスラング表現がこの I’m beat 。beatは何度も殴る意味なので先ほどのwreckによく似てますよね。
He beat me up.
彼は私をボコボコにした。
I’m beat. と聞いたら、ボコボコにされたイメージとともにひどくボロボロな様子をイメージしてくださいね。
I’m knackered(イギリス的)
![](https://oden-english.com/wp-content/uploads/2019/12/knackered-01-1-1024x538.jpg)
こちらはイギリスのスラング表現。knackeredは年配の人は嫌う傾向にある表現と言われています。その理由はknackeredの由来が男性の性的器官にあって下品だからなのだそうですが、現代ではその語源の意味は非常に薄れているおり由来を知っている人も非常に少ないと言われています。
I’m knackeredというフレーズ自体はイギリスではかなり一般的に使われる表現ですが、一部の方は嫌うこともあるという点もぜひ頭に入れておいてください。
8つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?イメージとともに覚えて、ぜひ日常生活で使ってみてくださいね。
コメントを残す