「偶然会う」や「ばったり会う」はどのように表現すればいいか分かりますか?
僕はオーストラリアに来る前までは I met him unexpectedly(彼に予想外に会った)という表現していたのですが、日常会話レベルではネイティブがこのように表現していることはほとんど聞いたことがありません。(もちろん文法的には間違っていません。)
今回の記事では、ネイティブが日常会話の中でよく使う「ばったり会う」の表現を3つ紹介します。
Contents
happen to meet
happen to 〜 は「偶然〜する」の意味で非常によく使われるフレーズです。
I happened to meet Sarah at the supermarket.
スーパーでサラに偶然会ったよ。
happen to 〜 は、 〜 に別の動詞を使うことで色々な「偶然〜する」を表現することができる便利なフレーズです。
I happened to find your glasses in the fridge.
冷蔵庫の中であなたのメガネを偶然見つけたよ。
Do you happen to have scissors?
偶然ハサミ持ってない? (→ ハサミ持ってたりしない?)
run into
run into 〜 は「〜にばったり会う」の意味でネイティブがよく使うカジュアル表現のうちの一つです。
It felt so bizarre running into my boss on holiday.
休暇中に上司に会うのはとても奇妙だった。
なお run into 〜には「〜に勢いよくぶつかる」の意味もあります。
I ran into the guy with my car, but no one got hurt fortunately.
車でその男の人に突っ込んだが、幸いなことに誰も怪我はしなかった。
「ばったり会う」の意味になるか「ぶつかる」の意味になるかは文脈によって判断する必要があります。
bump into
こちらも「〜にばったり会う」の意味でネイティブ日常的に非常によく使うカジュアルな表現です。
I bumped into my ex-boyfriend at the restaurant.
レストランで元カレにばったり会った。
bump にも「ぶつかる」の意味があります。
I bumped my car into the wall.
壁に車を衝突させてしまった。
run into も bump into にも「ぶつかる」のイメージの延長で「ばったり会う」の意味になっているのが面白いですよね。2つとも「ばったり」のニュアンスのあるカジュアルな表現のため日常会話の範囲で使うようにしてください。
happen to meet に関しては「偶然」のニュアンスのあるニュートラルな表現のため正式な書類などに使っても問題ありません。
知らないと意外と出てこない「ばったり会う」「偶然会う」の表現について解説してみましたがいかがでしたか?記事が参考になったら幸いです。
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