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テイクアウトは和製英語?
日本にいた頃「テイクアウト(takeout)は和製英語だから 英語じゃないよ。」と言われたことがあるのですがこれは正しくありません。”takeout”というのはアメリカ英語で、カリフォルニア出身の昔の同僚はよく使っていました。
オーストラリアでこれに代わるフレーズは「テイクアウェイ」”takeaway”でアメリカの表現とは異なります。今回はこの単語について解説していきます。
オーストラリア、イギリスでは”takeaway”
オーストラリア人やイギリス人は、お持ち帰りのことを”takeaway”と言います。ハイフンをいれて”take-away”と書かれることもあります。数えられない名詞のため”a”がつきません。また、形容詞として使う場合は”a takeaway pizza”のように後に来る名詞をうけて”a”がつくことがあります。さらに、”take away”と2語にわけると動詞になります。細かいですが大切なので例文をみながら勉強してみましょう。
例文
レストランに来たお客が持ち帰りを注文する場合を例として見ていきます。
名詞の場合
Do you do takeaway?(訳:この店は持ち帰りやってますか?)
I’d like to order takeaway.(訳:持ち帰りを注文したいのですが)
形容詞の場合
Can I get a takeaway pizza?(訳:ピザの持ち帰りできますか?)
動詞の場合
Can I take away a pizza?(ピザの持ち帰りできますか?)
Can I take it away? ({指さしながら}それ持ち帰りできますか?)
以上が”takeaway”の基本です。また、店内で食べていて残り物を持ち帰りたい場合はウェイターさんに”Can I get a takeaway container?”と言いましょう。”takeaway container”とは「お持ち帰り用の容器」のことで、コンテイナーと発音します。”takeaway box”でも通じます。
アメリカ英語では”to go”がメジャー
冒頭で少し触れましたが、アメリカ(の一部)では”takeaway”ではなく”takeout”が使われます。ただし、この単語、レストランなどの注文時にはあまり使われず、I had a Chinese takeout last night.のように文章の中ではよく使われます。
オーダーの際によく使われる表現は to go です。オーストラリアではまず聞くことはありませんが Can I have a burger to go? (訳:ハンバーガーを持ち帰りできますか?)のように使われます。
まとめ
今回の記事のポイントは以下の4つです。
- オーストラリア・イギリス英語でお持ち帰りは”takeaway”
- 名詞、形容詞、動詞がある
- 持ち帰り用容器は “takeaway container” や “takeaway box”
- アメリカ英語では “to go” がメジャー
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