英語圏のカフェやレストランのメニューには卵を使った料理がたくさんあります。これらの卵料理を注文すると大抵ウェイターの人から次のように聞かれます。
How would you like your eggs?
How do you want your eggs?
どちらも「卵はどのようにしますか?」の意味で、自分の好みの調理法を聞かれています。今回の記事では、こうした質問を受けた場合にも焦らないで済むように、様々な卵の調理法を写真付きで解説していきます。
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scrambled
フライパンの上でぐちゃぐちゃにして焼く調理法です。日本でも同じようにスクランブルエッグというので馴染みのある名前ですよね。
注意点としてはscrambledと過去分詞の形で言わなければならない点です。
sunny side up
フライパンで片面だけを焼く調理法です。日本では目玉焼きと呼ばれますね。
over easy
フライパンで両面を焼いて中の黄身がトロトロの状態で仕上げる焼き方です。
overをつけると「ひっくり返す」の意味になりover easy、over medium、over hardの3つがあります。
over medium
フライパンで両面を焼いて黄身が半熟の状態で仕上げる焼き方です。
over hard
フライパンで両面を焼いて黄身が固めの状態で仕上げる焼き方です。
poached
殻を割って、熱湯に落として固める調理法です。トーストの上にのせると美味しいですよね。
なお、イングリッシュマフィンの上にのせてハム(ベーコン)と合わせた場合は日本でも人気になったeggs benedictと呼ばれます。さらにこのハム(ベーコン)をほうれん草やサーモンに変えると別の料理名になります。
- Eggs Benedict:イングリッシュマフィン、ハム(ベーコン)、ポーチドエッグ、ホランデーズソース
- Eggs Florentine:ハムの代わりにほうれん草
- Eggs Montreal:ハムの代わりにサーモン
boiled
みなさんご存知の「ゆで卵」の言い方です。poachedは殻を割ってゆでますが、boiledは殻を割らずにゆでる点で違います。How would you like your eggs?の答えに対してboiledという答え方はあまり聞きません。ただ、どうしてもゆで卵がいい場合はもちろん言っても大丈夫です。
さて、卵の調理法をいろいろと紹介してきましたがいかがだったでしょうか。朝食やブランチにつきものの卵料理ですが注文のハードルが高いと感じていた人もいたのではないでしょうか?今回の記事に目を通してもらって、そんなに難しくないかも!と思っていただけたら嬉しいです。その日の気分で自分の好きな調理法を選べるようになると楽しみも広がりますね。
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