ネイティブと会話していると”What on earth is this?”のように、疑問詞の後ろに on earth のような強調フレーズをつけて言うことがあります。今回の記事はフレーズについての解説です。
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意味 / 使い方
“What is this?” は「これは何ですか?」の意味ですが “What on earth is this?” だと「一体全体これは何ですか?」の意味になります。このように on earth のようなフレーズは疑問詞の直後について疑問詞を強調して「怒り、驚き、憤りなど」を表現する役割を担います。直訳して「地球上の」のように訳すとちょっと変な意味になってしまうので気をつけてください。
What is this?
これは何ですか?
What on earth is this?
一体全体これは何ですか?
挿入する場所は How、What、Who、Why など疑問詞の直後です。on earth 以外にも様々なバリエーションがあります。実際の使用例を見て使い方を把握しましょう。
絶対に覚えておくべき on earth / in the world
on earth と in the world の2つは中学や高校の教科書にも出てくる頻出フレーズです。日常英語のみならず、資格試験などでも問われる可能性があるフレーズです。
on earth
How on earth did you miss the last train?
一体全体どうやって終電を逃したんだ?
in the world
Why in the world did you not accept the offer?
一体全体なんでオファーを受けなかったの?
What in the world is going on here?
一体全体何が起こっているんだ?
その他の強調表現
ここからは、god(神)、heaven(天国)、hell(地獄)などを含む日常会話に出てくる表現に触れていきます。ネイティブスピーカー達はサラッと使ったりするのですが、宗教上の理由などで相手が不快に思うこともあるので、もし自分で使う場合は使っても良い相手かどうかをきちんと見極めてから使用するようにしてください。
in { god’s / heaven’s / hell’s } name
What in god’s name is he wearing?
一体全体、彼は何を着ているんだ?
Where in heaven’s name have you been by now?
一体全体、今までどこにいたんだ?
Who in hell’s name ate my muffin?
私のマフィン食べたのは一体全体だれだ?
the hell / the heck
Who the hell do you think I am?
一体全体、私を誰だと思ってるんだ?
以上、今回は疑問文を強調するフレーズを解説しました。たくさんのバリエーションがありますが、意味としてはどれも変わりません。自分で使わなくても相手が使ってくる場合もあるので覚えておくと良いですね。参考になりましたら幸いです。
What the heck do you want me to do?
一体全体、私に何をして欲しいの?