オーストラリア英語でトイレは何と言う?

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オーストラリアやイギリスではtoiletでOK

英語の授業で、toiletは「便器」の意味だからトイレと言いたいときは toiletではなくwashroom / restroom / bathroomなどの単語を使うように教わりませんでしたか?
私はこの教えをオーストラリアに来てからもしばらく信じていて、最初の頃はtoiletって単語を聞くたびに「ああ、下品だなぁ」なんて思ってました。でも、こっちでの生活が長くなるにつれて、「毎回みんなtoiletって言ってる気がするんだけどなんで??」と思うようになりました。
そこで思い切ってオーストラリア人に「toiletって下品な単語じゃないの?」と聞いてみたところ「全然そんなことないよ。」との返答。よくよく調べてみたら、toiletという単語を使ってはいけないのはアメリカでの話で、イギリスやオーストラリアでは極めて普通の単語とのこと。同じ英語圏でもやはり国によって随分と事情が違うものです。今回は、オーストラリアのトイレを意味する単語をまとめてみました。

一般的な単語はtoiletかbathroom

オーストラリア人が一番よく使う単語はtoiletかbathroomです。Where are the toilets? やIs there a bathroom that I could use?と言った表現は頻繁に耳にします。
なお、参考書の中にはbathroomは家の中のトイレのことで公衆トイレには使わないと書いているものなどもありますがこれはオーストラリアでは当てはまりません。オーストラリア人はレストランや公共施設のトイレなど、全てのトイレをbathroomと呼びます。
これに対しwashroomやrestroomはアメリカやカナダで使われる単語であり、オーストラリアで耳にすることはほぼありません。ただし、ほとんどのオーストラリア人は映画などで北米英語に慣れているため、あなたがうっかり使ったとしても伝わらないことはありません。

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頻出スラングのloo(ルー)

toiletやbathroomと同じくらい頻出の「トイレ」を意味する単語にlooというスラングがあります。スラングだから汚い言葉なんじゃないかと思いわれがちなのですが、このスラングに限って言えばそんなことは全くありません。レストランなどでトイレを探しているときもWhere is the loo?と言ってOKです。イギリスやオーストラリアで非常によく聞くので必ず覚えておくようにしましょう。
もう一つトイレを表すオーストラリアンスラングにdunny(ダニー)というのもありますが、これに関しては要注意。dunnyは古い家の裏に設置されているような屋外トイレを指し、汚くて臭いイメージがあります。レストランなどでWhere is dunny?なんて聞き方はまずしません。

その他のトイレを表す単語

  • the gents, the ladies
    この単語も結構聞くので覚えておいた方が良いです。Could you please tell me where the gents are? などのように使われます。
  • powder room
    お化粧室の意味合いで、とても女性的な響きの単語です。また、I need to powder my nose. というと「化粧直しに行ってくるね」の意味で、間接的にトイレに行ってくるねの意味になります。

まとめ

  • 一番よく使われるのはtoilet もしくは bathroom
  • オーストラリア、イギリスのスラング の looも頻出
  • restroom や washroomなどはオーストラリアでは使われない

これでオーストラリアに来てトイレに行きたくなっても、迷わずトイレの場所が聞けますね。

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