リスニングが苦手でもTOEICPart2でハイスコアがとれる小技(初心者向け)

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英語学校のクラス分けにはTOEIC対策が有効

せっかく現地の英語学校に留学したのにクラスメイトが日本人だらけでつまらなかったという話を聞いたことがありませんか?たしかに上級クラスにはスピーキングに強いヨーロピアンが多く、日本人はどうしても初中級レベルに集まってしまう傾向があります。
現地学校に入学すると初日に英語力測定テストがありますが、これが運命の別れ道。ここで低い点だと初級クラスに振り分けられることになります。
人生で5回ほどオーストラリアやカナダなどで短期英語留学をした私の経験上、このテストはTOEICに似ていおり、TOEIC対策はこのクラス分けテストにとても有効です。さらにTOEICスコアは日本の企業からの評価も高いので日本で就活したい方には一石二鳥ですね。
「そんなこと言われてもTOIECスコアなんてそんなに簡単に上がらないでしょ」という英語初心者のあなたに朗報。リスニングが苦手でも4パートあるうちのPart2なら比較的簡単に攻略できるテクニックがあります。

パート2で使えるテクニック3

文頭の疑問詞を聞き分けよう

PART2は比較的短い質問文に対して正しい返答を3択から選ぶ形式。ここで一番重要なのは質問文の文頭を聞き取ること。実際、文頭さえ聞き取れれば残りの部分が聞き取れなかったとしても正しい選択肢を選べる可能性が格段に上がります。例文を見てみましょう。

質問文:
Who is the man standing next to the statue?

選択肢:
(A)  It will be fixed by 5 o’clock   
(B) I think he is Jessica’s husband.
(C) That’s my new car.

繰り返しますが、質問文の文頭つまりWhoに注目してください。Whoは「誰」つまり人物について聞いていますよね。したがって、Whoさえ聞き取れれば(A)の「時間」や(C)の「物」は間違いであると気づけます。英語の疑問詞は5W1H (What, Why, Who, When, Where, How) が基本なので、Whatなら「物」が正解になるし、Whereなら「場所」、またWhyとくれば、理由を説明しているものが答えになるため、Becauseから始まる選択肢が正しい可能性が高くなります。

be動詞から始まる質問ならYes/Noの選択肢を見る

もう一つの疑問文の形はbe動詞やDo, Does, Did, Canなどで始まる一般疑問文ですが、こちらはYesやNoで答える形の選択肢の可能性が高まります。

質問文:
Were you surprised when you found out about the news?

選択肢:
(A) No, I expected it.
(B) Jennifer told me the news.
(C) Just last week.

(B)も(C)もbe動詞Wereから始まる普通疑問文の応答としては変ですよね。1つ目のテクニックも共通しますが、リスニングが苦手な方はまずは質問文の冒頭を集中して聞きましょう。全文聞き取れなくても手がかりは文頭に隠されていることが多いです。

疑問文で印象的な単語がリピートされた選択肢は選ばない

最後にテクニカルなテクニックをもう一つ。疑問文の中で聞こえた印象的な単語が含まれた選択肢は誤りの可能性が高いです。たとえば、次のような例題。

質問文:
When will you meet the new candidate?

選択肢
(A) The candidate is in the room.
(B) I haven’t ordered yet.
(C) This afternoon.

TOEICには出題者が受験者をひっかけようとして用意した選択肢が多くあり、単語リピートはひっかけ問題の典型パターン。(A)は質問文にあるcandidateがリピートされていますが誤りです。正解は疑問詞Whenに対する応答、すなわち時間に関する選択肢(C)This afternoon(今日の午後)が正解です。

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まとめ

今回はTOEICPart2のテクニックについて解説しました。まとめると、

  • 質問文はとにかく文頭に注意して聞く
  • 疑問詞で始まる質問文の場合、”Who”ならば「人」、”What”ならば「物」等のように選択肢を絞ることが可能
  • Be動詞や一般動詞で始まる一般疑問文の場合、Yes Noで始まる選択肢が正しいことが多い
  • 質問文にある単語を含む選択肢は誤りである可能性が高い

TOEICの全セクションで高得点を取れるようになるには英語の実力をアップするほかありませんが、多少のテクニックでスコアの底上げは可能です。また、Part2は質問文が短いため、上級者でもうっかり聞き逃してしまったり、周囲の騒音で聞こえなかったりといった事態もあり得ます。今回紹介したテクニックはそんな緊急事態でも使えますのでぜひ試してみてくださいね。

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