in time / on time のどちらも頻出フレーズなのですが、きちんと使えていますか?
今回の記事ではこれらフレーズの使い方と違いについて解説します。
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in time
in time は「予定時間より前に」の意味です。
例えば、2時30分に待ち合わせる予定の場合で、2時20分頃に到着できそうなときは次のように言うことができます。
I think I’ll be there in time.
予定時間までには到着できると思うよ。
ニュートラルに「予定時刻より前に」と言う場合の他、焦り気味のトーンで言うと「ギリギリ予定時刻に間に合う」と言うニュアンスになることもあります。特に just in time と言うと「ギリギリ間に合う」の意味です。予定時刻までほんの少しだというニュアンスになります。
You are just in time. We need to hurry though. The movie is about to start soon.
本当にギリギリだよ。急がないと。すぐ映画が始まっちゃう。
on time
on time は「予定時間どおりに」の意味です。
2時30分が約束の待ち合わせ時間だった場合に、2時30分に相手が来た場合は次のように言います
You are on time!
時間どおりだね!
on は「上に乗っている」イメージのため、約束の時間の真上に乗っているとイメージするとわかりやすいかもしれません。
強調する時は You are right on time. で「予定時刻どおり」の意味になります。just on time が絶対に間違っているというわけではないのですが right on time の方がよく使われる自然な表現です。
I got to the meeting right on time.
ちょうど時刻通りにミーティングに到着した。
in も on も両方使える場合の違い
勘の良い人は「両方使える場合もあるんじゃないの?」と思うかもしれません。実はその通り。例えば2時30分に待ち合わせで2時30分についた場合は次のようにどちらを使っても正解になります。
Tom got to the station just in time.
予定時間にギリギリ間に合って駅についた。
Tom got to the station right on time.
ピッタリ予定時間通りに駅についた。
ただし、日本語でも「予定時間にギリギリ間に合って」と言う時と「ピッタリ予定時間通りに」と言う時は少しニュアンスが違いますよね。同じ2時30分に到着しても、in time を使うと「もう少し早く着くつもりだったのに遅れて焦って到着した印象」になり、 on time を使うと「予定通りに到着した印象」になります。
いかがでしたか。時間に関する表現は頻出なので必ずマスターしておきたいところですよね。この記事が参考になりましたら幸いです。なお、時刻の言い方に関する記事は次の記事が人気です。
Tom is always on time.
トムはいつも時間どおりです。
Tom is never on time.
トムはいつも時間を守りません。