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オーストラリア留学の成功は質問の仕方が重要
私がオーストラリアに初めて語学留学に来たのはかれこれ15年前。先生の言っていることがわからず、また隣の席のブラジル人留学生に圧倒されて地蔵のように黙ってしまった日々が懐かしく思い出されます…。
授業にも慣れて少しずつ口を開くようになった頃、悩んだのは英語での質問の仕方。聞きたいことが聞けないというもどかしさと同時に、自分の意味不明な質問のせいで授業がストップしてしまうことへの気まずさも感じました。
今日の記事では、要領よくネイティブの先生に質問するためのコツを例文と一緒に紹介していきます。実りある授業が受けられるように、スラスラと言えるようになるまで覚えてくださいね。
単語/イディオムがわからないとき編
ステップ1 単語/イディオムの特定
そもそも単語/イディオムが聞き取れない場合、まずはその謎の言葉の正体を暴きましょう。わかりやすいように黒板に書いてもらうのもひとつの手です。
- What’s 〇〇??(先生の言った単語を口真似してみましょう)
- I don’t think I know the word you just said. (その単語知らないです)
- Can you write it down?(書いてもらえますか?)
ステップ2 発音を確認
- How do you pronounce the word again?
(どうやって発音するかもう一回言ってもらえますか?) - How many syllables are there? (シラブルは何個ありますか?)
*シラブルというのは英単語を構成する個々の音の要素です。
ステップ3 意味を確認
- What’s the meaning of it?(意味は何ですか?)
ステップ4 使い方を確認
- How do you use it in a sentence?(文の中でどのように使えますか?)
- Can you give me another sentence? (他の例文をあげてもらえますか?)
説明がわからないとき編
状況1 ほぼ理解できて、自分の理解が合っているか確認したいとき
- Let me clarify my understanding.
(私の理解したことを確認させてくださいね…) - So, what you mean is …
(つまりあなたが言っているのは…ホニャララ) - Did I get it right?(これで合ってますか?)
状況2 説明の一部分がわからなかったとき
- I understood the part of 〇〇, but can you explain the part of 〇〇 again?
of の後の〇〇には名詞が入りますが、短い名詞にできない場合は、that ~でつないでわからなかった部分を説明しましょう。例えば、こんな感じ。
- I understood the part that the word has to be in the past tense, but can you explain the part that it can’t be in past perfect again?
(その単語の時制が過去形にならないといけないというのはわかったのですが、過去完了形ではダメという点についてもう一度説明してもらえますか?)
状況3 サッパリわからなかったとき
サッパリわからない時は、あきらめてサラッと聞くしかありません。長い説明の場合は放課後授業になるかもしれませんね。笑
- I didn’t get it. Can you explain it again?
(わかりませんでした。もう一度説明してください。)
ちなみに、ここまで紹介した例文の疑問文にはすべてcanを使いましたが、実際はcouldの方が丁寧です。授業中に先生に聞くというカジュアルな状況の方が多いでしょうが、場合によっては丁寧に言うべき場合もあるかもしれないので念の為。
まとめ
日本人にありがちなのは恥ずかしがって質問しなかったり、途中で質問を諦めてしまう人。せっかくの留学の機会なので最大限そのメリットを活かしましょう。疑問を疑問のままにしておいて実生活で困るよりずっとマシですよ。
今回の記事の例文をスラスラ言えるようにしておくと授業での収穫が多くなり英語の上達スピードが格段にアップします。また自然と授業中話す機会が増えるのでスピーキングの特訓にもなって一石二鳥。留学ぜひ頑張ってくださいね!
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